コロナで在宅時間が増えた人のハナシ

2020年、受動的な形で在宅時間が増えました。その反面、新たな発見も。個人的におすすめしたいモノ・コトを紹介しています!

人間関係でガッカリしたときに考えたいこと

おはようございます。○○です。
 
 
□突然ですが、
 
“この人とは良好な関係を築けていたはずなのに、
今会ったら全く違っていた”
 
という思いをしたことはありませんでしょうか。
 
 
 
□結論として、それは、
人は無意識のうちに、相手に一貫性を期待する
からです。
 
しかしその期待は、
相手の状況により、
もろくも崩れ去る場合があります。
 
例えば、
・時期的に今とても忙しい
・相手の身内や、仕事の組織内でうまくいっていない状況がある
・その人の習性として、相手の肩書によって態度を変えることがあった
・自分に対し何か別のことを期待していた(期待している)
 
 
(ちなみに、
 
“もともとそんなに良好な関係ではなかった”
 
という可能性はここまで排除しています。
 
ある程度人と接する経験をしていれば、
自ずと感覚で判断できると思うからです。)
 
 
 
 
 
□何に原因が探す姿勢はとても大切です。
 
それまでの自分の身のふるまいを振り返ることで、
なにか改善の余地があるかもしれません。
 
人は往々にして、
傷つけられたことは覚えていても、
傷つけたことは覚えていないものです。
 
 
また、“無意識に”傷つけてしまったからこそ、
相手からすればショック、
ということもあります。
 
何らかの意図があれば(あったと相手が感じれば)、
それに対し、反論の余地が生まれますが、
 
無意識の行為であれば
「もう何も言えないわ」
という感情を、相手に抱かせてしまうからです。
 
自分の振舞いに敏感であることは、
良好な人間関係を育むうえでとても大切です。
 
 
 
 
□しかし、ある程度考えても、
そうなった自分の原因がわからない場合、
 
変えられない事に気に病むのは
とてももったいないことです。
 
 
その時は、
・相手側にきっと何かあったに違いない。
・心配だ。
と考えて、
思考をもっとポジティブなこと、
未来に視点を移しましょう。
 
 
またこれもよくあることとして、
人は、習性として、
悪い事ばかりに目を向けてしまう、
ということも理解しましょう。
 
 
例えば、“欠けた円”に対して、
欠けた空白の部分がどうしても気になってしまう。
 
しかし、円だと認識できる線の部分が、
以前から考えれば大きな成長であったり、
進歩であったりします。
 
 
 
□ゼロベースで考えてみる、
という視点も大切です。
 
すなわち、
そもそも相手と出会っていなければ、
今こういう状況になってはいない
 
と考えることで、
自然と感謝の気持ちが芽生え、
気分が和らぎます。
 
 
 
□以上のことを考えながら、
 
普段から人と接するときは、
 
臨機応変にその場に臨む。
・相手がどうであれ、自分の一貫性は維持する。
もしくは余裕があれば、むしろ
・相手に対しもっと寛大に接する。
 
そうすれば、
時間が経ったときに、
状況が変わって
状況が好転するかもしれません。
 
 
 
□人間には、理性と感性があるが、
人によってそのバランスは異なります。
 
また、先ほどのように、
通常は理性的であっても、
こちらがうかがい知れない事で、
一時的に感情的になってしまうことはよくあります。
 
そもそも、
こういった事を考えられる時点で、
理性的である証拠ですし、
誰しも感情的になってしまって
何も考えられないことはよくあります。
 
 
 
□また、人は、残念ながら、忘れます。
 
自分にとっては一貫性を保証する
“ある出来事”が念頭にあっても、
相手にはすっぽり抜け落ちてしまっていることもあります。
 
 
人間関係において、
相手との間に起こった出来事を覚えていて、
一貫性を維持することはとても大切です。
 
相手とケンカになった時、
ビジネス上の交渉の際でも、
自分の一貫性のなさ(欠如)を指摘され、
自分の立場を弱めてしまうことはよくあることだからです。
 
ただ、人は完璧でないので、記憶が、
忘却の彼方にいってしまうことも少なくありません。
 
忘れられた側からすれば
罪のようにも見えてしまうのですが、
忘れてしまった当人からすれば、
悪い事と思えないこともあるのです。
 
 
 
 
□誰しもそうなる可能性を秘めている
 
という点で、
 
間違いを認められる人になることも
 
大切です。
 
 
・相手のために、自らの一貫性はもたせる。
・もし自分が間違えたら、謝る。
・そして、相手が時として変化することもある。
 
 
人によってキャパシティは様々。
普段接している人の数も人それぞれ。
 
大きな心持ちで、接していきたい思います。
 
 
 
□注意点として、
人に全く期待するなということでもありません。
 
“自分は期待されてないな”と感じたとき、
悲しい気持ちになるのは誰でも一緒です。
 
また、期待するからこそ叱るとも言えるのです。
 
本当に相手のために、気づいてほしい、
良くなってほしいから叱ることもあります。
 
“叱られなくて悲しい”
ということもあるのです。
 
広い心で接していきましょう。
 
 
 
以上を読んでくれた方が、
人間関係で悩んだときに
少しでも助けになりましたら幸いです。
 
最後までお読み頂きありがとうございました。